1916年創業の永年に渡って培われた究極の彫金技術が施された小紋柄と、 輝く鏡面とのコントラストが絶妙なコンビネーションを醸し出します。 江戸文化が隆盛を極めた「元禄時代」に生まれた日本独自の小紋柄が 「江戸小紋 」です。 また、狩野探幽・作「雲龍図」※通称「八方にらみの龍」を思わせるような鋭い表情が特徴的な龍は、 彫銀が得意とするレリーフで表現されており、いぶし銀に仕上げることにより渋さが増しております。 小紋柄の下地には魚々子などの江戸金工伝統の技に加えて、 従来では不可能と言われた逆目格子などのミクロン単位の彫金技術を駆使した逸品。 龍紋タイプの他にも家紋タイプがございます。 ※家紋タイプは家紋の複雑さにより、 松・ 竹・ 梅 のコースに分けさせていただいております 【サイズ】縦×横:約34.5mm×約22.5mm 【龍紋の直径】約11mm 【重量】約19g 【材質】シルバー950 |
西洋では悪の化身として小説や映画の中で主人公と敵対することが多いドラゴンとは異なり、
東洋の「龍」は神格化され崇められ、神社などに祀られていることも多い空想上の生き物です。 元々は中国の伝説上の生物として扱われていたものが、日本へ伝来し竜神や竜王になりました。 姿形については「竜に九似あり」とされ、角は鹿、頭は駱駝、眼は鬼(中国で言う鬼は幽霊のこと) あるいは兎、体は大蛇、腹は蜃(しん)、背中の鱗は鯉、爪は鷹、掌は虎、耳は牛にそれぞれ似るといわれています。 神聖視される瑞獣(動物達の長だと考えられた特別な生物)であり、吉事のモチーフとしてしばしば扱われます。 |
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