【坂本龍馬】
日本人が好きな幕末の志士の中でも、特に熱烈なファンが多い坂本龍馬は、土佐藩で郷士と呼ばれる下級武士の家に生まれました。それも元々は商人の家系だったものが、比較的裕福だったことから龍馬の曾祖父の頃に郷士株を買い取り武士になった家柄です。 この坂本龍馬が用いた家紋が「組み合い角に桔梗」という家紋でした。そしてこの家紋と、坂本という名字から明智の子孫という話ができました。桔梗は云うまでもなく土岐明智家の家紋、そして坂本とは明智光秀が城を築いた琵琶湖のほとりの地名です。なかなかロマンチックな話しですね。 真実のほどは無粋になるので触れませんが、龍馬らしく見た目の良い家紋だと思います。 |