「曼荼羅」について

曼荼羅(mandala)とは、古代インドのサンスクリット語であり、 音写して漢字で「曼荼羅」「曼陀羅」と書きます。

(manda)→「本質」「心髄」「醍醐」などの意味

(la)→「所有」を意味



つまり曼荼羅とは「本質を持てるもの」の意味となります。

日本伝来の密教では「輪廻具足」と訳し、種々様々なものが車輪の様に雑然とではなく、 秩序整然と中心に向かって集まり円満に調和している意味とされていました。

すなわち、曼荼羅に描き出された各尊は、本質的なる中心(大日如来)の表れとされています。

彫銀の「曼荼羅シリーズ」は、下の2つの絵に、模様が似ていることから名付けられたものです。