水晶は鉱物としては、石英(クオーツ)に属しています。 そして石英の中で透明な良結晶をとくに水晶と呼びます。 結晶の代表として英語ではロック クリスタルと呼ばれます。 この水晶に外部から圧力をかけると結晶の両端に電気的な分極ができ 圧電気現象と呼ばれる振動が現れます。 水晶は鉱物の中でもっとも純粋に近い化学組成を持ち、物理的性質が一定しているので この震動特性が「クオーツ」と呼ばれる時計や送受信機に発振器として使われるのです。 「クリスタルパワー」や「パワーストーン」などと呼ばれるのもわかるような気がします。 通常、私達が思い浮かべる水晶のイメージは無色透明の石ですが、 水晶が結晶した時の化学成分、温度や圧力、または長い年月の間に他の鉱物と混ざったり 侵食をうけたりしてそれ以外の色々なの水晶が作られることもあります。 黒水晶(モリオン)、紫水晶(アメシスト)、黄水晶(シトリン)、紅水晶(ローズクオーツ)、 緑水晶(グリーンクオーツ)、煙水晶(スモーキークオーツ)、針入り水晶(ルチルクオーツ)、 草入り水晶、庭園水晶(ガーデンクリスタル)、等など。 たまには石の力を信じてみると、いつもと違った世界が見えてくるかも知れませんよ!! |