不動明王が右手に持っている剣に
龍が絡み付いている様子を彫銀職人が魂を込めて表現しました。
この剣は貧(むさぼり)・瞋(いかり)・痴(おろかさ)の三毒の煩悩を打ち滅ぼす刀剣で、「知恵の利剣」と言われております。
また龍は倶利伽羅龍と呼ばれることもあり、 説話では不動明王が異教徒と論争したときに龍の姿に変わり相手を屈服させたとも言われております。
迫力のある龍の表情や細かい鱗の表現は、
長年培ってきた彫銀独自の超精密加工技術の賜物です。
龍の手には龍珠が握られており、ご希望の
守護梵字を彫刻致します。