【菊・きく】
毎月10日・20日・30日は家紋入りアイテムを全品10%割引いたします。
当店側にてご注文確認後、手動にて割引処理をさせていただきます。
当店側にてご注文確認後、手動にて割引処理をさせていただきます。
【菊・きく】
菊は、中国の長江上流にある甘谷(かんこく)という土地に群生し、菊の露が流れ込んだ水を飲むと長寿を得るという伝説から不老の花として貴ばれました。『万葉集』には菊を詠み込んだ和歌が一つも無いことから、日本への渡来は奈良時代末期以降ではないかと推測されています。 菊は天皇家の紋章として日本人にとっては特別な家紋となっています。天皇家が菊を家紋としたのは、後鳥羽天皇(1180~1239)がことのほか菊花を愛好し、自ら打った刀に菊紋を刻んだことに始まるとされています。 武家では、めざましい勲功があった人物に対して、天皇家から桐紋と共に下賜されることがありましたが、歴史上、臣下・庶民は使用を遠慮する家紋でした。しかしまったく菊紋が使われなかったわけではありません。天皇家のような菊単体の家紋は、使用する家もあまりありませんでしたが、水を添えた菊水や、葉を添えた紋形などを使う家は少なくありませんでした。 明治維新となり、天皇家の権威が復活すると、前大戦終結までの間、天皇家以外での使用は法律で禁じられていましたが、現在は法的には禁止されていません。天皇家の家紋は、正式には「十六葉八重表菊」という名称です。 |
家紋コラム
|