【鶴・つる】
毎月10日・20日・30日は家紋入りアイテムを全品10%割引いたします。
当店側にてご注文確認後、手動にて割引処理をさせていただきます。
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【鶴・つる】
鶴は首や嘴(くちばし)、そして足がそれぞれ長い大型の水鳥です。中国では古くから仙人の住む世界の霊鳥といわれ、不老長寿を表しました。特に松葉をくわえた鶴は、千年の齢を重ねた鶴だけが木に登るといわれ、長寿のシンボルとして見られていました。また、左右から向かい合わせ、嘴を阿吽(あうん)に描くデザインは、夫婦和合を表して子孫繁栄を願う吉祥の家紋です。 鎌倉時代の初め頃に、公家の日野家が車文として「松に鶴」を用いた記録があります。その後は家紋となり、日野家の一族14家が鶴紋を用いました。公家では他に清原氏族の伏原家と沢家も使用しています。江戸大名家で有名なのは南部氏、森氏、諏訪氏、戸沢氏、鳥居氏、佐伯藩毛利氏や断絶した蒲生氏などです。また昭和初期の小説家太宰治も鶴紋を用い、生前から刊行が始まった全集の表紙にも鶴紋が刻まれています。 分布としては南部氏の移り住んだ東北地方に多い家紋です。現代では日本航空がロゴマークとして、家紋の「鶴の丸」をモチーフとして使用して、旅客機に描かれて日本の空を飛んでいます。 |
家紋コラム
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